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フェイクニュースに踊らされる人の共通点

みなさんの周りにもすぐフェイクニュースに踊らされる人がいますよね。

 

今回の話は、ゲント大学(ベルギー)の研究です。

 

内容は、390人の男女を2つのグループに分かれてナタリーさんという架空の女性のプロフィールを読んでもらうというものです。

 

 ①  半分のグループ

 ナタリーさんの悪い話(麻薬を売りさばく仕事をしている)ということを先に話しておく。

     

②   全てのグループ

ナタリーさんのプロフィールを読んでもらう。(普通の人のプロフィールとあまり変わらない)

 

その後①のこと以外でナタリーさんのプロフィールの印象が悪い点を挙げてもらいました。

その結果

 

ナタリーさんの悪事を聞いた人たちは、悪い点が沢山上がりました。

 

ナタリーさんの悪事を聞かなかった人は、悪い点は上がりませんでした。

 

そして面白いのはこの後です。

 

ナタリーさんの悪事を聞いたグループにナタリーさんの悪事はフェイクニュースと伝えます。

 

するとそれを聞いたグループは反論し始めるんです。ナタリーさんのプロフィールにも悪い所があると。自分たちの間違いを認めたくないのもあると思います。

 

認知能力が低い人ほど誤情報に左右され続けた

 

ナタリーさんの印象は改善されたのですが、認知テストで点数が低かった人ほどナタリーさんに悪い印象を持ち続けたんです。

 

まとめ

 

このことから、認知能力低い人ほどフェイクニュースに騙されやすいということです。

噂ってひとり歩きしますし、頷けます。

まずは、知った情報を鵜呑みにせず判断してみることが必要かもしれませんね。