SNSが人間のメンタルにもたらす良い効果と悪い効果
SNSにはメリットもあるんだけど、総合的にみればダメージのほうが大きいです。
今回は、14〜24才の男女1,479人を対象にしたもので、みんなのフェイスブック、インスタグラム、ツイッター、You Tubeの利用度をチェックして、ついでに日常的にどんなメリットとデメリットが出たかをチェックした研究です。
具体的に何を調べたかと言いますと、
- 健康情報へのアクセス:自分の健康に役立つ正しい情報を得られるかどうか
- 感情のサポート:友人や家族とのコミュニケーションで感情の安定は得られるか
- 不安:SNSの生で心配やイライラが起きないか
- 鬱症状:極端に気持ちが落ち込んだりしないか
- 孤独感:社会から取り残されたような気分にならないかどうか
- 睡眠の量:SNSのせいで睡眠が妨害されてないか
- 自己表現:自分の感情や考え方を表現できるかどうか
- アイデンティティ:「自分はこういう人間だ!」といった認識が深まるかどうか
- 自分の見た目への自信:自分のルックスに自信が持てるかどうか
- リアルな人間関係:現実の世界でのコミュニケーションが促進されるか
- コミュニティの構築:社会や仲間の一部であるという実感は得られるか
- 批判の多さ:気持ちが沈むような批判や中傷が多いかどうか
- 依存性:SNSを使ってしまうかどうか
の13項目です。
まぁ、結果として、
こんな感じ。
全体的にSNSはメンタルに悪い
ただし自己表現やアイデンティティの確認には役立つ
リアルな人間関係の促進には意外と役に立ってない
メンタルヘルス面ではYouTubeが意外にも優秀
こんな結果になりました。
総合的にみると「YouTubeが良く、インスタグラムはメンタルには悪いことだらけ」みたいな感じです。YouTubeは大きく睡眠の質を下げてるんで、積極的には推奨できませんが。
というわけでSNSとメンタルの関係についてでした。