呼吸と集中力が密接な関係であるという話
ダブリン大学の研究で、14人の男女に20分のメンタルタスクをしてもらい、
呼吸のペース
瞳孔の開き具合
血中の酸素濃度
ニューロイメージング(脳の活動を画像で計 測)
を測定した。
また、スタンフォード大学の研究では腹圧呼吸をしている人としていない人での運動や学業におけるパフォーマンスの良さを比較した。
結果、腹圧呼吸をしている人は集中力が長く続きやすいということがわかりました。
実は私たちの集中力は呼吸によって支配されているのです。
じゃあ腹圧呼吸って何?ていう方もいらっしゃると思うのです説明します。
腹式呼吸と腹圧呼吸は一文字違いですが、全く違うものです。
簡単に言えば、お腹をへこませるか、へこませないか、という違いです。
腹圧呼吸ではお腹をへこませずに、息を吐く時も圧をお腹の外にかけるように意識して、お腹周りを固くします。
たったこれだけですが、やってみると案外きつい。
無意識にできる人は結構すごいと思います。
これができれば体の悪いクセや歪みを取ることができるらしいですし、体幹も鍛えられます。
体がベストポジションをとるわけですね。
ぶっちゃけこういうことを保険体育の授業では教えるべきで、指導者も正しい知識を身につけるような仕組みを整えるのが大切ですね。
スポーツ医学は日進月歩です。
というわけで今回は呼吸と集中力は密接な関係にあるんだよっていう話でした。